ダイワからキャタリナLDシリーズが登場しましたね。
これまでダイワのジギング用ベイトリール(レベルワインダー非搭載)はソルティガ一択でした。
レベルワインダーの搭載されていないベイトリールとしてキャタリナHシリーズがありますが、スペック的にワンランク下の商品だったのでキャタリナLDシリーズが出たおかげで選択肢が広がりそうです!
では早速キャタリナLDシリーズを徹底検証してみましょう!
キャタリナLDのスペック
キャタリナLDシリーズには、20SH、20SH-T、30SHの3つのラインナップが用意されています。
20SHと20SH-Tの違いはハンドルです。
20SHはEVA製大型丸ノブ仕様、20SH-Tはより力を必要とする深場の釣りや、大物のヒットに対して力を入れて握りやすいT型ハンドルノブを装備したモデルです。
この2つはハンドルの違いにより20SH-Tの自重が25g重くなっていること以外は同じスペックです。
これに対して30SHは糸巻き量が違います。
PE3号を550m巻くことができる糸巻き量なので、ディープレンジのジギングや太いPEラインを使用して大型カンパチやロックフィッシュを狙うジギングにも最適です。
20SH、20SH-TでもPE3号を350m巻くことができるので、一般用途としては20シリーズになるのでしょうか。
キャタリナLDシリーズ スペック表
ちなみにソルティガZシリーズと比較してみると・・・
パワーギアのソルティガZ、ハイギアのキャタリナLDとしっかり住み分けがされているようです。
シマノだと同じ商品の中にハイギアとパワーギアのバージョンが分けられていますが、ダイワは商品自体で分けているんですね。
最大巻取り長さが約26cm違うので、テンポを変えずにジャーキングのスピードを変えたいというような場面で使い分けるのに最適です。
さてキャタリナLDシリーズですが、最新機種だけあってかなりのハイスペックに仕上がっています。
レバードラグ
ドラグを支えている面が大きいレバードラグは、ラインを微妙に出したり、ドラグをマックスで掛けたりといった操作がしやすい。より細かい調整が可能。
大物釣りのリールでは当たり前になっているレバードラグを搭載していることからも、キャタリナLDシリーズが大物にもしっかり対応したスペックであることの自信が伺えます。
防水UTD(アルティメットトーナメントドラグ)
ドラグは、青物への対応も可能なUTD(アルティメットトーナメントドラグ)。滑らかさと耐久性を兼ね備える。しかもドラグ部はゴムパッキンを用いて水の浸入を防ぐ防水タイプを採用しているため、高い性能を長期にわたって維持する。
一昔前まではベイトリールの防水性能はスピニングリールには及ばないと言われていましたが今はもうそんなことはありませんね。
クランクタイプ95-85mmコンバーチブルロングハンドルアーム
ハンドルはスロジグ用に開発した1/4、1/8ピッチが刻み易い長さ。85-95mmが変更可能なコンパーチブルクランク式ロングバージョン
スローピッチジャークがやりやすい長さに変更可能なロングハンドル。
ターゲットや釣り方に合わせてチョイスできます。
キャタリナLDシリーズはすでにネットショップでも売り切れが続出しているようです。
ダイワ派待望のハイギアモデルなら当然ですね!