近年大流行のタチウオジギングが今年も盛り上がっているようです!
タチウオは釣ること自体は簡単な魚なんですが、同じ船に乗っていても釣果に差が出る魚ですよね。
竿頭は50匹も釣っているのに少ない人は5匹しか釣れなかった、というようなことも日常茶飯事だったりします。
タチウオジギングは夏から冬の時期まで楽しめますので、しっかり準備して大漁を狙っていきましょう!
タチウオジギングの準備編
タチウオジギングをはじめる前にまずは準備を整えましょう!
タチウオジギングのシーズン(釣れる時期)や道具について解説します!
タチウオジギングが楽しめる時期、ベストシーズンは?
タチウオジギングのシーズンは6月下旬から12月いっぱいまで。
つまり夏から冬にかけての時期がタチウオジギングのシーズンということになります。
エリアによって違いはあるもののタチウオは昼になると沖に出るので、昼から夕方頃がジギングでタチウオを狙うチャンスタイムです。
夜はかなり岸に寄って来るので、堤防からのエサ釣りやワインド釣りでタチウオが狙えるようになります。
タチウオジギングに必要なタックルは?
タチウオ釣りは必ずしも専用のタックルが必要になるわけではありません。
ロッドに関してはライトジギングやタイラバのロッドを流用することも可能です。
ただ、冒頭でも書いたようにタチウオジギングは釣る人とそうでない人で釣果に大きな差が出る傾向があります。
ライトジギングロッド流用でも釣る事はできるけれども、もっと確実に釣果を伸ばしたいなら専用ロッドを選択するのがオススメです。(詳しくは後半で)
リールに関してはPE1号が200m巻けるベイトリールを用意しましょう。
タチウオジギングでベイトリールを使う理由は、底を取りやすいという点以外にもフォール中のアタリを取るのに有利だからです。
ベイトリールについてはシマノ編とダイワ編で紹介しているのでそちらを参考にしてみてください。
ジグの選び方
基本的にはタチウオジギングといっても青物や真鯛ジギングとジグを分ける必要はありません。
水深や天気、潮の澄み具合等から判断して選べばOKです。
ただしリアフックは必ず装着すること!
タチウオはフロントよりもリアのフックでかかることが非常に多いのでこれは絶対条件になります。
また、釣果にこだわる場合はタチウオ専用のジグを使うことも考えてみると良いかもしれません。
特におすすめなのがシマノの炎月 弁天スライダーです。
タチウオジギングではリアフックがラインに絡んでしまうというトラブルが多くなりますが、弁天スライダーを使えばリアフックが磁石で固定されているのでライントラブルがかなり軽減されます。
またバーチカルのジギングでありながらワインド釣法のような動きを演出できるので、一般的なジグだけでやるよりも間違いなく釣果が期待できます。
シマノ メタルジグ 炎月 弁天スライダー 150g 08T パープルゼブラグロー ET-115N
シマノ ゲームサーベルチューンB66Mで竿頭を狙う!
タチウオジギングで釣果を稼ぐためにはフォール中の小さなアタリを逃さずフッキングさせるということが重要です。
小さなアタリではじかないために必要なのはソフトなティップ。
これに対してしっかりフッキングさせるためにはヘビーなバッドが必要になります。
要するに穂先が柔らかくてコシの強いロッドということですね。
ライトジギング系のロッドだとそもそも調子が合いませんし、スロー系だと似ているもののコシの強さが足りません。
それでもシーズンであればタチウオは釣れるのですが、もっとたくさん釣りたい!という場合にはタチウオジギング専用ロッドが必要ということになるわけです。
最近ではタチウオ専用のロッドも各メーカーから出てきていますが、中でも評価が高いのがシマノから発売されたこのロッドです。
このロッドはフォール中の小さなアタリを積極的に取るために設計されたタチウオジギング専用ロッドです。
ティップが柔らかいので小さなアタリをはじかない!
そして強いバッドを活かして豪快にフッキングさせることが可能!
つまり、ライトジギングロッドでは気づけなかったアタリを拾うことができ、スロー系ロッドではフッキングさせられなかったタチウオをしっかりと掛けることができる、ということなのです。
年内いっぱいまで続くタチウオジギングで爆釣するために、専用ロッドと専用ジグで挑んでみるというのはいかがでしょうか!?
追記:最新のタチウオタックルについて新しく記事にしましたのでそちらもチェックしてみてください!