バイオマスターSW

リール ジギングタックル

ダイワのブラストかシマノのバイオマスターSWか・・・!?

ジギング用リールのミドルクラスといえばダイワのブラストかシマノのバイオマスターSW!

中級者以上はもちろんですが、長く使えるタックルではじめてみたい初心者にも最適な性能と価格帯になっているので気になっている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回はこの2つのモデルを徹底比較してみました!

ダイワ ブラストのスペックをチェック!

ブラストはヴァデル・BGといった入門用モデルとキャタリナ・ソルティガといった上級モデルに挟まれたミドルスペックのオフショアリールです。

スーパーメタルボディやマグシールドなど、オフショアでのジギングに必要な性能が一通り搭載されています。

PE3号が250m巻ける4000番で最大ドラグ8kg、ベアリングは6/1、自重は415gというスペックです。

細かい点では上級機のキャタリナやソルティガと比べると、ギアがハイパーデジギアではなくデジギアⅡになっています。

デジギアⅡはシルキーな巻き心地が特徴となっていますが、ギアの強さという面では下位モデルと同等レベルということになりますね。

シマノ バイオマスターSWはギアが超優秀!

バイオマスターSWは入門モデルのスフェロスSWと上級機のツインパワーSW・ステラSWに挟まれたシマノのミドルスペックオフショアリールです。

最新型のバイオマスターSWに新たに6000番が加わりましたが、今回はこちらのモデルで比較をしてみます。

まず基本性能を見てみるとPE3号が300m、最大ドラグ12kg、ベアリング6/1、自重455gとなっており、ブラストよりも少しだけ重くなる代わりに糸巻き量がわずかに増えているという感じです。

新たに加わった6000番にはXプロテクトとXシールドが搭載されていますが、これはどちらも防水性能を上げるためのもので、長期間回転性能が落ちないようになっています。

しかしバイオマスターSW最大の特徴はなんといってもHAGANEギア!

俗にいう精密冷間鍛造ギアというもので、下位モデルに搭載されている亜鉛ダイキャストの鋳造ギアが素材を金型に流し込んで作るのに対し、精密冷間鍛造ギアは200トンの圧力をかけてつくるため、結晶の密度が高く隙間のない粘り強いギアができます。

 

HAGANEギア

 

また、HAGANEギアは一切の切削加工をしていないのでギアの表面には凸凹がありません。

それによりノイズが発生しにくくシルキーな巻き心地が長く続きます。

この価格帯ではバイオマスターSWが圧勝!

ブラストのギアが下級モデルと同じなのに対して、バイオマスターSWのギアは上級モデルと同じになっています。

大型青物も想定するオフショアジギングで使用するリールですから、ギアは強いに越したことはありません!

ましてや同じ価格帯のリールであればなおさらです。

同じ予算でリールを探すのであればバイオマスター一択で間違いなさそうです。

どうしてもダイワのリールを使いたい場合は、予算が許すならキャタリナ以上がオススメ。

そうでなければランクを下げてBGやヴァデルにしても使用感はさほど変わらないはずです。

最近のリールは入門クラスでも非常に性能が高く、10㎏クラスのブリでも難なく上げることができます。

それでもあえて上のクラスのリールを検討するのであれば、耐久性や巻き心地が確かなものを選ぶのが◎!

ということでブラストvsバイオマスターSWの勝負はバイオマスターSWの勝利でした!

 

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