近海ジギングにおすすめのロッドをアングラーのレベル別でご紹介いたします。
これからジギングをはじめる人はもちろん、そろそろ道具の買い替えを検討中のアングラーの皆様はぜひ参考にしてみてください。
初心者でも長く使える!実売1.5万円までのジギングロッド
ジギング初心者のロッド選びは非常に大切です。
間違ったロッドを選んでしまうと肝心の魚が釣れないばかりでなく、ジギングが楽しくないと感じてしまうかもしれないからです。
「はじめの1本は安価なロッドで良いのでは?」と思うかもしれませんが、価格だけで選ぶことはやめましょう。
ジギングの場合はシャクリという動作が必要になるので、ガイド性能の低い安価なロッドを選択してしまうとトラブルばかりで釣りになりません。
シャクリに慣れた上級者であれば使いこなせるようなロッドも、初心者にとってはストレスにしかならない場合が多いのです。
だからといって高級なロッドを買う必要もありません。
使いこなせるようになる頃にはさらにスペックの高いロッドが出てきていますからね。
そこでジギング初心者におすすめしたいのが、予算1~2万円クラスでガイド性能の高いジギングロッドです。
このクラスのロッドであれば中級者にステップアップした際にもサブロッドとして重宝しますし、将来的にゴミになってしまうこともありません。
「三代目」クロステージ ジギング CRXJ-S58/3
ジギングロッド定番中の定番といえばメジャークラフトのクロステージ ジギング シリーズです。
前モデルまではワンピースロッドだったので収納面での不満やコンパクトカーユーザーには手が出しにくいロッドだったのですが、最新モデルからはグリップ脱着式と完全2ピースに変更されて一気に使いやすくなりました。
どちらもベイトモデルとスピニングモデルが展開されているので、手持ちのリールに合わせてチョイスすることができます。
ガイドはもちろんPEライン対応のKガイドシステム、ロッド本体はマイクロピッチクロスフォース製法で巻かれているのでネジレにも非常に強く初心者用とは言えないスペックになっています。
これが実売1万2千円程度で買えるのは安すぎます!
メジャークラフト クロステージ CRXJ-S58/3 スピニングモデル
ダイワ ヴァデル J60MS
ダイワのヴァデルシリーズも非常に人気が高いジギングロッドです。
スタンダードモデルとなるJ60MSは水深max100m、対応ジグmax180gまでと近海ジギングでもっとも使いやすいセッティングがされています。
メインで使うジグの重量が150g程度であればしなやかにアクションしてくれるので非常に扱いやすいです。
ブリ・ヒラマサ・カンパチといった人気のターゲットに最適なジギングロッドです。
先に紹介したメジャークラフトのクロステージと比べると実売価格で4千円程高くなりますが、全ガイドに摩擦熱の放出性能が高いSICリングが装着されているのでギリギリのファイトをする場合にはより安心感がありますね。
こちらはグリップ脱着式となりますので仕舞寸法は約133cm程です。
ダイワ Daiwa VADEL ヴァデル J60MLS・Y 05804030
中上級者も納得!妥協ゼロのジギングロッド
初心者を脱出する頃になるとロッドの曲がりやアクションに対する追従性能を重視したくなります。
シャクリのスピードや幅を変えた時に素直に曲がってくれるロッドが欲しくなるんですよね。
また中級者以上になると釣りたいターゲットやエリアも絞られてくるので、より専門的な性能を持ったロッドを使いたくなるのではないでしょうか。
そこでカーボンの巻き方などにもこだわって、自身のジギングに必要なアクションをしてくれるワンクラス上のジギングロッドをチェックしてみてください。
ダイワ ソルティガR
2020年モデルとしてダイワから発売されるのがソルティガRです。
これまでのロッドは使用するPEラインの太さやジグの重さでクラス分けされていましたが、ソルティガRは使用するシーンで分けるという新発想のジギングロッドです。
ジグにアクションを伝えやすいハイレスポンス、スロー気味のワンピッチジャークに最適なローレスポンス、水深の浅いエリアで斜め引きに適したミッドレスポンスの3タイプにわけられています。
ガンガンシャクって青物をその気にさせる釣りをするならハイレスポンスタイプの『SALTIGA R J60S-3 HI』が最適。
PE3号、ジグmax210gなので近海エリアのジギングはほぼカバーすることができます。
シマノ オシアジガー コンセプトS
シマノ オシアジガー コンセプトSは幅広いアクションに対応した柔軟性が魅力のジギングロッドです。
ミドルスピードのワンピッチ、スロージャークでいなす、ハイピッチで魚を食わすパワーファイト、どんな場面でも使いやすいセッティグがされて使いやすいですね。
細身で軽量ですが高反発なブランクスを採用しているので、ロッドを極限まで曲げても安心してファイトができます。
このクラスになるとガイドはチタンフレームですし、ロッド本体も薄く丁寧に高強度素材のカーボンが巻かれているので、軽量でありながらパワーも十分です。
S64-1(1号)からS64-5(5号)までラインナップされていますので、エリアやターゲットに合わせて最適なロッドが選べます。
シマノ オシアジガー コンセプトs s62-3 仕舞寸法 1
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は「【レベル別】おすすめジギングロッド」というタイトルでジギングロッドをご紹介させて頂きました。
ロッド選びは快適に釣りを楽しむ重要なポイントになりますので、ぜひ今回の記事を参考にしてピッタリのジギングロッドを選んでくださいね!